11戦負けなしの2位山雅と14戦負けなしの首位湘南との対戦は、内容の濃い手に汗握る展開は 勝ち点差こそ離れていますが、首位攻防戦と呼ぶに相応しい戦いでした。
山雅の方は予想通り守りを固めてカウンターを狙う戦い方を鮮明に打ち出し、チャンスを伺います。
試合は意外にも早めに動き11分には湘南がCKから18分にはFKから山雅が得点を決めて1-1の同点となります。
その後はバイタルのスペースを埋められた湘南はスピードに乗った攻めが出来ずに山雅守備陣を崩すことが出来ず、対する山雅も湘南がポゼッションを握った中 時折前線に残した2トップに長いボールを入れてスキを突こうとしますが、組織でも個でも強い相手守備陣の前に決定機を作ることが出来ませんでした。
膠着状態のまま後半に入り選手交代もして勝ち点3を奪うべく、自分たちのスタイルを貫き闘いますが、結局得点は入らず1-1で試合は終了しました。
首位を独走している強い湘南に対して内容も悪くはなかったし良く戦ったと言えるのでしょうが、J1を自動昇格で狙おうかというチームとすると物足りなさが残ります。
ジュビロ戦でも感じたのですが守備を固めるこの戦い方では、得点を奪うチャンスや得点パターンが少なすぎることと選手層の薄さが、あと1点を取ることが出来ない要因だと思います。
J2優勝を目指してほしかった僕としては絶対に湘南に勝ってほしかったところですが、引き分けでは一歩後退と言っていいでしょう。
次節は5位岡山をアルウィンに迎えますが、岩上が出停で苦しい戦いが予想されます。
しかしここから簡単に負けるわけにはいきません。
目の前の戦いに集中し、その先に何かが起こることを信じて応援し続けたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿