2012J2第23節 東京ヴェルディ戦の結果は3-2で勝利という結果でした。
試合序盤はヴェルディに押し込まれるかと思いきや、五分五分の展開で得点チャンスも作り悪くはない試合の入りでした。
20分頃からはやや膠着状態が続いて、どちらも攻めあぐねていて逆にいうと山雅が相手の良いところをうまく消して互角に戦っているという感じでしょうか。
そして迎えた先制点は37分に唐突にやって来ました。
中盤のルーズボールをユンソンヨルから縦への鋭いパスが船山に入り反転して中央へ、左を駆け上がっていたフリーの鐵戸にパスしてダイレクトでクロス、船山を追い越しゴール前に詰めていた弦巻がドンピシャで合わせてゴールを奪いました。
その後も山雅は特に守備的になる訳でもはなく、それまでと同じような戦い方で2点目を狙っていきます。
後半に入ってもその姿勢は変わらず積極的に攻める場面も有りましたが自力に勝るヴェルディが少しづつ押し込んできます。
67分には、そこまで上手く試合を運べていた山雅でしたがバイタルを左サイドから中央 右へとボールを回されてフリーになっていた19番が打ったミドルシュートがゴール右隅に決まってしまいました。
シュートは見事なものでしたが、やはりあの位置でフリーにさせてしまったのがいけなかった。
この得点で相手を勢い付けさせてしまい、何度か危ないシーンが有りましたがしのいで迎えた80分、攻撃をしのいだ後のボールをユンソヨルが縦にフィードし船山が左サイドを上がる鐵戸にワンタッチで繋ぎ鐵戸もダイレクトで、駆け上がった玉林へラストパス、完全にキーパーと一対一になった玉林は落ち着いてゴール左に流し込み勝ち越し点を奪いました。
またもユンソンヨルの縦パスが決定的な場面を作り出しました。
カウンターに近い形とはいえ、縦パスに周りが連動して少ない手数で攻めているのでディフェンスが付いていけず決定的な場面を作ることが出来ました。
さらにさらに3分後の83分には塩沢と船山とのワンツー後、最後は塩沢が倒れ込みながら左足でシュート、ゴール左隅にダメ押しの3点目を決めてくれました。
押されていてもリードしていても、皆が攻め(得点)の意識を忘れずに持っていたことが首位ヴェルディ相手に3点を取ることが出来た大きな要因だったと思います。
その後1点は取られはしたものの3-2で試合は終了して勝利、久々にホームアルウィンで勝利を見ることが出来ました。
試合を通じて強くてタレントが揃っているヴェルディ相手に、臆することなく山雅のサッカーを貫いて勝利を奪った今日のゲームは、今シーズンベストゲームではなかったでしょうか。
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