MLB初登板のダルビッシュ有投手がどの様なピッチングをするのか、又 イチロー選手との夢の対決も実現するという2重の楽しみが有った試合だったのです。
元々ダルビッシュはストライクを取るコントロールは有るけれど、緻密なコントロールが有る訳ではなく力のあるストレートとキレの有る多彩な変化球を組み合わせてストライクゾーン内で勝負していくピッチャーだと思います。
しかし今日は立ち上がりからコントロールが全く定まらず、ボールが先行してしまいストライクを取りにいったストレートを痛打されてしまうという悪循環で、結局2回までに5失点という信じられない立ち上がりでした。
その後はなんとか0点に抑えはしたものの苦しい投球が続き、最後はイチローにヒット(今日3本目)を打たれて降板になりました。
もっと早い回に交代になってもおかしくなかったのですが、打線への信頼からか、勝ち星を付けさせたかったからか、レンジャーズベンチはよく我慢して6回途中(110球)まで投げさせたと思います。
ダルビッシュはまだまだメジャーの環境に順応できている訳では無さそうなので心配ですが、どのくらいの活躍をするのか今後も目が離せません。
中4日で次回登板なら4月15日の可能性が有るので、ダルビッシュの2勝目と松本山雅の2勝目が同じ日に見れるかもしれません。
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